Column

コラム

 

 

SDGs(持続可能な開発目標)に少しでも力になりたい。

 

異常とも言える暖冬や猛暑、台風などの威力増大、広域な山林火災など地球温暖化がもたらす脅威が私たちの生活にどんどん迫って来ていると誰もが感じていることだと思います。

 

◉日本の二酸化炭素排出量 3.5% 世界第5位(出典:EDMC2019年版)

 ※一人あたりの二酸化炭素排出量は世界平均の2倍以上

 

日本の責任はとても重いと感じます。

 

私のサロンをご利用になられるナチュラルやオーガニックへの関心が高いお客様は、単に健康志向や髪を傷めたくないなどの目的だけではなく、環境問題への強い意識を持ち、行動される方たちも多くいらっしゃいます。

 

そんなナチュラルやオーガニックを実践される方たちの愛読誌のひとつでもあるVeggyの最新号では「地球食〜パーフェクトホールアースフード」と題し、SDGs(持続可能な開発目標)に触れた特集記事を掲載しています。

 

持続可能な社会とは、私たちの世代だけでなく、将来の世代が必要とするものを損なうことなく満足して暮らせるよう、地球環境を守りながら開発が行われている社会のことを言い、それを実現するための様々な開発目標の期限まであと10年を切った今、世界各国の動きが加速し、このSDGsという言葉をよく見聞きするようになりました。

 

◉持続可能な開発目標 SDGs(Sustainable Development Goals)とは?

2015年9月、ニューヨークの国連サミットで採択された17の目標のこと。

前進のミレニアム開発目標(MDGs)が2015年に期限を迎え、2016年から2030年までの15年間に達成すべき世界共通の目標として設定されました。キーワードは「誰ひとり取り残さない(No one will be left behind)」。

 

 

SDGs(持続可能な開発目標)を国レベル、企業レベルだけの取り組みに期待するのではなく、私のサロンにおいて少しでも力になれることがあればとの思いから環境保全に関わる目標を中心に以下を積極的にすすめていきたいと考えています。また、それに伴うお客様のご理解とご協力が必要となります。何卒よろしくお願い致します。

 

Supporting the SDGs エジオトロトのSDGs(持続可能な開発目標)に少しでも力になりたい。

 

1.使用する粧材は、化学肥料や農薬を一切使わないオーガニック粧材(※)を基本とします。

 

2.化学物質を含む粧材の使用量は使用する粧材全体の5%以下に抑えます。(仕入額で換算)

<ご協力お願い>

・現状ではこの範囲内ですが今後ケミカルを使用するヘアメニューを限定数とすることもあります。

 

3.SDGsを推進、またはそれに貢献するオーガニック粧材(※)を供給する企業と取り引きをします。

 

4.プラゴミなどの廃棄物を必要最小限に抑え、リユース、リサイクルに努めます。

<ご協力お願い>

・ドリンクサービスで使用していたインサートPPカップを廃止し、間伐材紙コップに変更しました。

・ヘアケア商品ご購入時のショッパーは再利用しやすい無地の紙袋です。また、エコバッグのご持参にご協力下さい。

 

5.LED照明の使用や節電アクションを徹底します。

<ご協力お願い>

店内にお客様がおられない時の照明や空調は必要最小限にします。

 

6.フェアトレードやアニマルウェルフェアに則した粧材や備品を積極的に使用します。

 

7.お客様用雑誌のデジタル化(ペーパーレス化)については現時点では著作権や配給元の規約に抵触するため保留中です。

 

8.スタッフの移動手段は自転車を使用します。

<ご協力お願い>

当サロンへのご来店手段はなるべく公共の交通機関か自転車や徒歩のご利用にご協力下さい。(最寄り駅から徒歩2分の便利な立地です)

 

9.エコの推進にて削減できた経費と売上の一部を「大阪府環境保全基金」へ寄付させて頂きます。寄付先は定期的に変更させて頂きます。

 

10.SDGs(持続可能な開発目標)の17目標を深く理解し、取り組める事を増やしていきます。

 

※オーガニック粧材・・・多くのオーガニックコスメ(オーガニックヘアカラーやオーガニックシャンプーなど)にはケミカル(化学物質)を原材料に含むものが多く、それらのイメージと混同することを避けるために、敢えて「オーガニック粧材」と表記しております。

 

 

2020.2.5 hisa